技
長年積み重ねてきた技術・経験、
料理への想いがあるからこそ為せる業(技)。
まるで松ぼっくりのような美しい姿は、
鮮度と美味しさにとことんこだわる松久園ならではの芸術。
松久園の名物・看板料理である「にじます唐揚げ 松笠造り」。松笠造りとは、揚げる前に1匹づつ丁寧に切り込みを入れることで、揚げた際に美しい花びらのように開くことが特徴の調理方法です。
松久園では、お店の敷地内にある生け簀で泳いでいるにじますを新鮮なうちに手早く揚げることで、サクサクした食感と、身がぎゅっと縮んでまるで松ぼっくりのように見える美しい姿に仕上げています。
こんな芸術的な唐揚げに仕上がるのは、代々の店主が長年積み重ねてきた技術と経験、そして、にじますを本当に美味しく美しく、という松久園の想いがあるからこそ為せる業です。
唐揚げにかけるのはカレー風味の特徴的なタレ!
その味は、試行錯誤の結果生み出された松久園伝統の味。
松久園の「にじます唐揚げ」のもう1つの特徴が、カレー風味の中華あんのタレです。玉ねぎや砂糖・白醤油・ヤングコーン・タケノコなどの10種類以上のタレの材料の中には、なんとケチャップやカレー粉も!
そのレシピは、今から50年ほど前、昭和40年頃に現店主の松久大樹さんの叔父に当たる方が東京の調理師学校を卒業した後に十勝に戻り、料理を研究していく中で生まれたもの。以来、ほぼ変わらぬ味を守り続けています。
大鍋でじっくり煮込んで作られる洋風・インド風・中華風の折衷のようなそのタレは、サクサクのにじます唐揚げとの相性が抜群!あまりの美味しさに、タレだけをご飯にかけて食べるお子さんもいるんだとか。