雪の下に埋めて甘さ倍増、越冬キャベツ
上川地方の北部に位置する和寒町を代表する特産品「雪の下キャベツ(越冬キャベツ)」は、秋に収穫し、糖度が高まる年明けまで雪の中で保存します。1年の約半分が冬の北海道においても、ごく限られた地域でしか成功していない希少価値の高い、天然パーシャル冷蔵庫となる雪を活かした逸品です。
越冬キャベツの甘さは果物レベル
雪の下で寝かせると、キャベツは凍らないように自ら糖度を高めます。一般的なキャベツの糖度が約6度なのに対し、雪の下キャベツの糖度は10度前後、芯の周りは何と約15度にもなることもあります。
とにかく甘い!芯までおいしい越冬キャベツ
雪の下で寝かせたキャベツは、葉の巻きがギュっと締まり、葉自体も硬く引き締まっているのが特徴です。また、土壌と雪の間の温度・湿度がキャベツに適度な水分を与えるので、鮮度抜群みずみずしくてシャキシャキのキャベツが仕上がります。煮込むと柔らかくなるので、ぜひ芯まで残さずお召し上がりください。
雪の下でビタミンUがアップ!
キャベツはもともと整腸作用のある野菜として知られていますが、この雪の下キャベツは、整腸作用成分のある“ビタミンU(キャベジン)”の値が、一般的なキャベツと比べて突出して多いことがわかっています。