釧路の自然から生まれる農産物にも注目
現在は4代目の友輔さんが代表を務めている山根農園。もともとこの地では農耕馬(ばん馬)生産の歴史があり、山根家では、ばん馬生産を生業にしながら野菜作りを開始。徐々に作付の規模を広げ、現在の「ばん馬生産」と「野菜直売店」を営む形が完成しました。
釧路はもともと冷涼泥炭地で、野菜作りは難しいといわれる土地にも関わらず、山根農園さんの野菜は「味が濃くて甘味がある」と地元の方たちから愛され、リピーターが絶えません。
そのおいしさの理由は…農園を始めた当初から畑に与え続けた「ばん馬の堆肥(有機肥料)」が、長い年月をかけて、良質で強い土にしてくれたことにありました。山根農園さんでしかできない野菜づくりのスタイルは、先代から脈々と受け継がれ、試行錯誤を続けながら進化し続けています。