十勝開拓の始まりの地
豊頃町は、十勝地方の東南端に位置し、農業と漁業を基幹産業とする人口約3,400人の町で、十勝開拓の始まりの地です。
豊頃町の農業は、十勝川の支流沿いに広がる肥沃な土地で営まれており、畑作と酪農を主体に農地面積に占める割合はほぼ同率。畑作は寒冷地作物の馬鈴薯・甜菜・小麦・豆類を中心に輪作が行われ、畜産は搾乳が中心ですが、肉牛の生産と有機質の活用を目指した黒毛和種の導入もされています。近年は、1月中旬から2月下旬に大津海岸に打ち上げられ朝日に輝く様子から「ジュエリーアイス」と名付けられた氷の塊が全国的に人気を呼び、観光地としても注目されています。