産地
美味しい水と空気、健康な牛…
上質なチーズ造りのための全てが揃う環境が、美味しさの秘密。
豊かな自然環境の中に健康な牛たちや頼もしい生産者仲間がいる。
そんな奇跡の場所・中札内村で、こだわりのチーズ作り。
ナチュラルチーズ王国・十勝の中札内村に工房を構える「十勝野フロマージュ」。
工房を中札内村に建てた決め手は「水」。チーズ造りは生乳はもちろんのこと、水によっても味が左右されます。当時、ふらりと入った村の飲食店で出された水(水道水)の美味しさに衝撃が走り、すぐにこの地に工房を建設することを決めました。「美味しい水を飲んで育った牛のミルクから造れば、絶対に美味しいチーズが出来る」という強い確信があったのです。
「村内にある信頼する指定牧場から健康な牛の新鮮な生乳が手に入ること」、「雄大な十勝平野と日本一の清流・札内川を有する、水と空気のきれいな自然豊かな環境であること」、「それぞれこだわりを持ってものづくりを行う生産者仲間がたくさんいること」…この村に巡り会えたことは、とても恵まれた幸運な出来事だったといいます。
ひとつひとつ丹念に造り上げた上質なナチュラルチーズは、日本人好みの味!
「十勝野フロマージュ」のナチュラルチーズは、本場フランス・ノルマンディー地方のカマンベールを手本に、新鮮な生乳を使いひとつひとつ丹念に造り上げられています。コクやまろやかさといったフランス伝統の味を再現しながら、地元の良質な素材を使い、十勝の気候と風土で日本人の口に合う食べやすい味に仕上げているものが多いのです。
上質で嫌な臭みもなく、優しい甘さとまろやかな食感が特徴の「おいしいカマンベール」(写真)は、2008年の北海道洞爺湖サミットで各国の首脳にも振る舞われ、また、JAL国際線の機内食として採用されるなど、国内はもとより海外の人にも称賛されています。多くの賞も受賞しており、「ブリ・ド・トカチ」は、第6回オールジャパンナチュラルチーズコンテストで「農林省生産局長賞」を受賞した逸品です。
バリエーション豊かなチーズを取り揃えています。
地元の食材を使った個性豊かなチーズが揃うのも「十勝野フロマージュ」ならでは。十勝の馬鈴薯とチーズを組み合わせた「十勝アリゴ」、カマンベールを十勝産の田楽みそに漬け込んだ「田楽みそ漬けカマンベール」など、他では味わえないものばかり。最近ではセミハード系のラクレットにも力を入れているんだとか。
ぜひ、様々なチーズの味を楽しんでみてください。