北海道を代表する魚介類のほとんどを水揚げ

根室海峡はまさに「魚介の宝庫」、豊かな漁場として知られています。太平洋と流氷が着岸するオホーツク海をつなぎ、それぞれの海域の潮流が交差するため、非常に多様な魚介類が生息しています。
トキシラズ、秋サケ、カラフトマスなどの鮭類のほか、サンマやイカ、ホタテ、ホッキ、アサリ、イワシ、花咲ガニ、タラバガニ、ウニ、クロガレイ、マガレイ、ババガレイ、オヒョウ、コンブ…。北海道を代表する魚介類のほとんどを水揚げしています。
根室海峡は「持続可能な漁業」の象徴でもあります。一時は乱獲で資源が減少しましたが、近年は漁獲量を制限するなど、資源を保護しながら、漁業に取り組んでいます。
根室海峡は、その豊かな海洋生物、持続可能な漁業、そして独自の文化で育まれた、素晴らしい漁場です。地元の人たちはこの海峡の恵みを誇りに思い、その維持に努めています。