「ちえのわ」の意味となりたち
北海道の東部“道東”地区は、日本最大の酪農地帯が広がる地域。その酪農産業は今、離農者の増加や“古き良き農村社会”が忘れられつつあるなど、いくつもの課題を抱えています。そんな中、別海町で酪農業を営む現代表、島崎美昭さんを中心に志を共にする4戸の酪農家が集まり、2014年に牛乳生産団体「ちえのわ事業協同組合」が設立されました。
「ちえのわ」の言葉には、酪農家とその家族・地域・関連産業のみなさんの「知恵」をつなぎ、協力して酪農産業を盛り上げるという想い、「地の恵み・地恵(ちえ)」に感謝し、酪農を営んでいるという生産者としての想いが込められています。その信念に共感する酪農家たちは徐々に増え、現在は40戸を超える組合員で構成されています。