商品説明
北の厳海にもまれ、逞しく育った海の幸。白糠の代表的な海産物でもある「毛ガニ」「柳だこ」を主役に、北海道の味覚「時鮭」「昆布」を合わせた海鮮詰合せです。
<毛ガニ>
締まった身には独特の甘みがあり、カニ味噌の量も多く、食味にとても優れています。身がほぐれやすいので、かに飯や炒飯、パスタ、甲羅揚げなど料理のバリエーションも豊富です。
※既にボイルしてあるので、そのまま生食でも召し上がれます。
※解凍する際は、ボウルなどに入れて冷蔵庫で1日かけて解凍してください。(味が落ちてしまうので、レンジや熱湯、常温での解凍は避けてください)
<柳だこ>
肉質抜群。筋繊維が細かく密度も高いから、もちっとした柔らかさ、プリッとした歯ごたえ、しこしこと心地よい歯切れを堪能いただけます。サラダや酢味噌和え、煮だこなども絶品です。
※加熱済みなので、そのままでも召し上がれます。
※調理する場合、加熱すると固くなりやすいです。
※解凍する際は、ボウルなどに入れて冷蔵庫で半日~1日かけて解凍してください。(味が落ちてしまうので、レンジや熱湯、常温での解凍は避けてください)
<時鮭>
時鮭は若い鮭のため栄養が全て身に行き渡るので、非常に脂のりが良いのが特徴です。しかも上質な脂なのでしつこくなく、身がとってもふっくらしていて口当たりが非常に良いのも人気の理由です。そんな時鮭の美味しさを堪能できるように甘塩で味付け、旨みが引き立つよう仕上げています。
※焼く前に冷蔵庫で4~5時間かけて解凍してください。
※焼く前に小さじ1杯ほどの日本酒をかけて馴染ませておくと、身のふっくら感や風味が増します。
<昆布>
肉質が柔らかく、煮物用として多く用いられる三石系の良質の昆布です。ダシ汁は、磯の香りを感じる味わいで、煮物などのダシ汁はもちろん、昆布巻など様々な料理に使えます。ダシ用として使用して柔らかくなってから、調理用として使用することができます。
新鮮
資源を守りつつ、安定的な量と質を持続するために
奇跡の冷凍技術「CAS冷凍」
「CAS冷凍」は、医療界でも使用されている”奇跡”と呼ばれる冷凍技術なんだそうです。水揚げされて間もない活きの良いうちに素早くボイルし、短時間で一気に冷凍。そうすることで、鮮度・食感・旨みが保たれるのです。通常、食品を冷凍した際には、細胞破壊などの影響でどうしても味が落ちてしまいます。しかし、この技術であれば解凍の際ドリップも出にくく、毛がにの“ウリ”である「かに味噌」もそのまま。まるで茹でたての毛ガニを味わっているような、そんな特別感に浸れるでしょう。
独自の基準を設けて、安心を届けます。
白糠漁協では資源確保から、甲長10cm以上の毛がにを主体に漁獲し、小さい毛がには洋上で還しています。このような努力の末に『幻の毛がに』と言われる、大きなものが白糠沖でしっかりと育つようになりました。また、「白糠漁協毛がに部会」による厳しい品質管理をクリアした毛がにには、その証として「漁師厳選」というタグをつけて出荷しております。
産地
「持続可能」と「共存共栄」の精神
「たこ組合」と呼ばれた時期もあったほど盛んな柳だこ漁
柳だこの主産地は、北海道でも太平洋沿岸が大半。ここ白糠ではその柳だこ漁が活発でした。かつては漁師同士の激しい漁獲競争があり、不安定な水揚量や漁師間格差が生まれていました。その状況に不平不満やトラブルは出る一方。部会で何度も話し合い、調整は難航しましたが、最終的には「維持と安定」を重視することで意見は一致し、「協働」の仕組みを構築して安定した水揚げの確保、格差縮小、経営の安定を実現したのです。また、大正時代から継承されている「空釣り縄」という伝統漁法には、プラスチックごみの排出が最小限に抑えられたり、漁場を汚染しないという効果があります。古くからの漁法が現代の環境保全の時流にマッチしているのが非常に興味深い話でした。
「柳だこ=白糠」と言われるほど定着した評価
白糠の柳だこは、正月用品として豊洲市場のプロ達から指名を受ける人気の一品。「正月にはここのものを」と料理人から支持されるほど味がよく、高級品として知られています。水揚げと同時に、ベテランの職人が大釜で一気に茹で上げ。素材そのものの旨さに職人の技が加わって、 絶妙な食感、美味しさに仕上がります。