商品説明
リーキという名前は知っていてもどんな食材かよくわからないという方も多いのではないでしょうか?
フランスで「ポワロ」とも呼ばれているネギに似たこの野菜は、欧米の料理には欠かせない食材です。
ここ十勝でも飲食店の料理人も使い始めているという、竹中農園の最高級リーキをご紹介します。
リーキはネギと同じ「ネギ属」に属しますが、違いはその大きさ。リーキは太さが5cmになることも。
そして味については白ネギよりも甘味があり、実は日本の家庭料理とも相性抜群。いつもの手料理がワンランク上のメニューに変わります。
ネギ特有の臭みは無く、熱をくえるとねっとりとした食感と自然な甘みが際立ちます。
オリーブオイル、ハーブ塩と一緒にオーブンで少し焦げ目が付くぐらいに焼くだけで、シンプルにリーキの魅力を味わえるご馳走に変わります。
ちなみに「ヴィシソワーズ」は欧米ではジャガイモとこのリーキを使うのが一般的。日本では手に入りにくいため玉ねぎで代用していますが、この機会に「本場」の味に挑戦してみてはいかがでしょうか?
何よりあなたの食卓が珍しいこの西洋野菜の話題で盛り上がり、その美味しさに家族が笑顔になるに違いありません。
食べレアスタッフがタマネギの代わりにリーキを使ってカレーを作ってみました。
リーキ自体に甘みがあるので、辛口のルゥにほどよい甘みが加わり、スパイシーながらもまろやかな口当たりに仕上がりました。
具としてゴロゴロ入れたリーキはトロッとしていながらシャキッとした歯ごたえもあり、食べ応え抜群でした。
大好きなグリーンカレーでも試してみたい食材です。
寒くなってきたので、リーキ鍋にも挑戦しました。リーキの甘みがつゆに染みわたり、飲み干す美味しさでした。
他にも、シチューやコンソメスープにもぴったりだと思います。
情熱
リーキは我が子。挑戦と失敗の数が美味しいリーキの証
海外に渡り本場のリーキ栽培を学ぶ
リーキを始めとした西洋野菜を積極的に栽培している「竹中農場」があるのは、北海道十勝の内陸部音更町。
代表の竹中さんがリーキを作りはじめたのは14年ほど前、知り合いのフレンチシェフからの提案でした。
当時、日本でリーキを作っている農家は非常に少なく、なんと自分からフランスやオランダに渡って現地のリーキ農家に学んだのです。
フランスから専用の収穫機を導入
そして日本に戻ってくると「ヨーロッパの農家と同じようにリーキを作りたい」という想いから、専用の収穫機もフランスから取り寄せました(故障した時は現地から部品を取り寄せて、自分で修理しています…)
試した品種は50種類以上。挑戦と失敗の数が美味しいリーキを生んだ。
リーキの品質が納得のいくものになるまで試行錯誤すること約7年。50種類ほどの品種を試し、ようやく寒暖差の激しいここ北海道音更町に適する品種を見つけました。
「リーキ栽培は失敗の連続。失敗の数は誰にも負けていない」と笑って話す竹中さん。しかしたくさんの失敗は、それだけ挑戦してきたことの証。
この経験があって、最近の変わりやすい気候にもうまく対応できているのだとか。
リーキは我が子。これからも続くあくなきリーキへの想い
そんな苦労の末に育てられたリーキは竹中さんにとって、言わばかわいい「我が子」同然。
今ではこの野菜に出会ったことに『運命的』なものまで感じているのだそう。
最後に「No Leek No Life。これからも一生リーキを作っていきます!」と力強く話す竹中さんのリーキに対するあくなき想いは、これからも止まる気配はありません。