原材料
6年かけて収穫。手間をかけた分だけ応えてくれる。
傷つきやすいゆり根は今も収穫まで手作業が主流
大坂農場は北海道幕別町忠類にある、1975年に創業し現在までゆり根と向き合い、生産し続けている農家。
傷つきやすいゆり根は収穫まで機械に頼ることが難しく、昔も今も手作業が主流。とても手間のかかる作物なのです。
さらに出荷できるまでおよそ6年!
ゆり根はその名のとおり「ユリ科」の植物の球根の部分です。
種子の育成に3年、栽培に約3年かかり、養分が取られるためユリの花を咲かせないようにつぼみを摘み取りながら、約6年かけてようやく収穫することができます。
食べた人が皆笑顔になるゆり根づくりを目指して
「夏には朝と夕方に海からの霧がかかり農作物の栽培が難しいと言われているこの地域で、農家同士が力を合わせて始まったのがこのゆり根栽培。手間がかかるが憎めないこの作物をもっと沢山の人に知って欲しい」と代表の大坂崇士さん。生産者や地域、そして食べた人が皆笑顔になるゆり根づくりを目指しています。