商品説明
ロース(バラ付)を原材料として、特性カルビのタレに付け込んだ商品です。炭火の場合は、付け込んであるタレから取り出して焼いてください。フライパンなどで焼く場合には、お好みで野菜やうどんなどを一緒に焼いていただくと美味しく召し上がれます。
広大な釧路湿原と牧草地が育て上げた上質なエゾシカ肉です。鶴居村の鹿は、自然豊かな環境で育ち、優れた肉質であることが特徴で、山林で育っている鹿とは肉質や個体の大きさなども段違いです。
未楽来工房では、自社のハンターが捕獲した雌の個体だけを30分以内に処理し衛生管理の整った解体施設で丁寧に精肉として、程よく熟成加工しておりますので、野生獣特有の臭いや癖もなく、とても美味しく召し上がっていただくことができます。
産地
自然豊かな鶴居村から
良質なエゾシカ肉をご提供
未楽来工房では鶴居村内で捕獲したエゾシカのみを取り扱い、捕獲したエゾシカは30分以内に解体処理を行っています。雌鹿がメインですが、雄鹿の場合は2歳までの若鹿にこだわり、自社工場で安全に処理しています。鶴居村にはエゾシカが多く生息しており、その理由の1つに、鶴居村が日本最大の湿地「釧路湿原国立公園」を有するところにあります。
「国指定釧路湿原鳥獣保護区」なので、エゾシカが守られていて生き延びられる環境が多いのだといい、それに加えて適度な山々があり、餌も食べやすい環境にあるのだという。鶴居村のエゾシカ肉は美味しい。白岩社長も北海道内を色々と歩いてきたが、その中でも美味しいと語る。肉の美味しさに影響するのは何と言っても餌だが、通常のエゾシカは笹やフキなど山にある物を食べて育つが、鶴居村の基幹産業は酪農業なので、牧草やデントコーンも多く、栄養価の高い餌が豊富にある。村内の畑は面積も広く、畑柵の無い畑が多い。餌も食べやすい環境にあるのだという。エゾシカ1頭が食べる餌の量は相当なもので、農家さんが受ける被害も大きいのだといいます。
未楽来工房は、エゾシカ肉の処理施設として、北海道より認証されています。
この認証を受けられるのは、高度な衛生管理のもと、出荷する製品のトレーサビリティが可能な(その製品がいつ、どこで、誰によって作られたのかを把握できる)こと、決められたカットチャートを遵守していることなど、多くの条件を満たした施設のみ。北海道内では20施設程度(2023年現在)と、厳しい審査をクリアした施設は多くありません。
この認証マークは、安心して食べてもらえるシカ肉の証し。未楽来工房のシカ肉は安心して食べていただけます。
大量生産ではないからこそできる「こだわり」
未楽来工房では捕獲の際からこだわりを持っており、被弾場所も肉の味に影響が出ないように気を遣っています。狙う場所が悪く、被弾後にも走ってしまうとエゾシカ自身の熱で肉が焼けてしまうのだといいます。
エゾシカ肉は脂質は少ないが、水分量が多いので冷凍してしまうと肉の繊維を壊してしまうため、未楽来工房では捕獲後は血液を残さないように短時間での処理・解体をして、1~2週間冷蔵庫で寝かせ、そこからブロックに切り分け北見工大の協力を得て実証を得た電気の熟成庫で1ヵ月程度熟成させています。
ハンターだからこそわかる「肉の味」
白岩社長は長く北見工業大学の大学生協に勤めていましたが、2019年の定年退職を機に北見市を離れ、鶴居村に移住したという経歴の持ち主。移住する前にも狩猟で何度もこの地を訪れていたとの事。
猟銃を始めたのは40歳の頃で、それまでは全く興味が無かったが、知人から誘われて猟銃の世界に感動したと言い、自身が想像していた世界とは全く違っていたのだという。それからハンターとして活動を続け、いかに良質な肉を提供できるかにこだわりを持っています。昔はエゾシカの頭数も少なく、雄しか獲れない、狩猟期間も短い、有害駆除も無いという状況だったからエゾシカ肉の臭いや硬さの印象が根付いている人も多い。
物産展などでエゾシカ肉を食べた若者の反応を見ると信じられないくらい美味しいと驚いていた姿が印象的だったと言います。今一度、昔のエゾシカ肉の味しか知らない方にこそ、改めて食べてみてほしいと語る。