商品説明
原料米は『酒米の王様』山田錦(兵庫県)を使用し、精米歩合、45%まで磨き上げた大吟醸酒。新酒鑑評会でも評価が高く、地元釧路の気候を活かし、低温でゆっくりと発酵させた逸品です。封を切ったときに漂う吟醸香はメロン・リンゴを思わせる華やかな香り。
丁寧に全て手造りの手間のかかったお酒です。程よい甘さが口の中に広がり、飲み飽きのしないお酒に仕上げました。
カートン入りでご用意していますので、大切な人への贈り物にも最適です。
<酒質タイプ・おすすめの飲み方>
香り華やか・やや甘口。冷~常温でいただくのがおすすめです。
原料米は山田錦、仕込み水は北海道・道東の大自然で濾過された伏流水を使用。この土地ならでは味わいを楽しめる地酒です。
産地
1919年創業、釧路の歴史とともに残る唯一の酒蔵
釧路管内出荷が約8割。地域の人々に寄り添う日本酒
福司酒造株式会社は大正8年(1919年)創業、3年後には市街地からほど近い釧路らしい町並みが残る高台に酒造蔵を新築し、「福司」の醸造を開始しました。
最盛期には釧路市内に十軒以上の酒造があったものの、現在釧路で残っているのは福司酒造ただ1件のみ。さらに、戦中戦後の原料不足の中でも一度も休造することなく製造し続けている、全国でも珍しい酒蔵です。
長い歴史の中で培われた製法でつくる日本酒の数々は、約8割が地元釧路管内への出荷。まさに「地域に愛されるお酒」です。
代表銘柄「福司(ふくつかさ)」命名の由来は、「福を招く」「幸せを呼ぶ」という願いを込めて命名されたと言われており、縁起の良さから贈答用としても喜ばれています。
全国新酒鑑評会で幾度も金賞受賞!
その年の新酒の出来栄えを競う「新酒鑑評会」。令和2年酒造年度で見事金賞を受賞したほか、過去にも複数回金賞を受賞。名実ともに認められた道東を代表する名酒です。
お酒の味を決める、「気候風土」と「蔵人の技術」
福司酒造では昔ながらの手造りに近い形で酒造りを行っています。
冬期間に仕込む「寒造り」と呼ばれる方法で、冬期は5℃前後に保たれた酒造内で低温長期発酵を、夏期は釧路の冷涼な気候を活かし、一年を通して低温での貯蔵が実現しています。蔵人たちが刻々と変わる温度や湿度を敏感に感じとりながら原料処理や発酵の温度管理を行っています。
そして、日本酒造りに欠かせない大切な要素である仕込み水は道東の大自然で濾過された伏流水を、原料米は良質な北海道産酒米を中心に使用。この土地でしか生み出せない味を表現すべく、日々研鑽しています。
そして福司酒造のもう一つの特徴は、酒造りを行う「蔵人」たちが道内一の若手メンバー揃いということ。長い歴史が育んだ伝統を守りつつ、「福司が好き」というフレッシュで熱い気持ちに地域の人たちへの想いを重ね、新しい試みにもチャレンジしていく風土が根付いています。
地域の人たちが誇れる日本酒たるゆえんが、ここにあります。