お酒の味を決める「気候風土」と「蔵人の技術」
福司酒造では昔ながらの手造りに近い形で酒造りを行っています。
冬期間に仕込む「寒造り」と呼ばれる方法で、冬期は5℃前後に保たれた酒造内で低温長期発酵を、夏期は釧路の冷涼な気候を活かし、一年を通して低温での貯蔵が実現しています。蔵人たちが刻々と変わる温度や湿度を敏感に感じとりながら原料処理や発酵の温度管理を行っています。
そして、日本酒造りに欠かせない大切な要素である仕込み水は道東の大自然で濾過された伏流水を、原料米は良質な北海道産酒米を中心に使用。この土地でしか生み出せない味を表現すべく、日々研鑽しています。
そして福司酒造のもう一つの特徴は、酒造りを行う「蔵人」たちが道内一の若手メンバー揃いということ。長い歴史が育んだ伝統を守りつつ、「福司が好き」というフレッシュで熱い気持ちに地域の人たちへの想いを重ね、新しい試みにもチャレンジしていく風土が根付いています。
地域の人たちが誇れる日本酒たるゆえんが、ここにあります。
全国新酒鑑評会で幾度も金賞受賞!
その年の新酒の出来栄えを競う「新酒鑑評会」。令和2年酒造年度で見事金賞を受賞したほか、過去にも複数回金賞を受賞。名実ともに認められた道東を代表する名酒です。