歴史

おいしい果物をつくる歴史と経験があります。

ここ余市町でおよそ130年、味を育てています。

豆の栽培から始まったファームフジタ。稲作にも着手し、その後農業発展のために国が全国に配布したリンゴの苗をきっかけにリンゴの栽培をスタートさせます。日本で初めてリンゴの結実に成功したのは、ここ北海道余市町です。気候風土がリンゴに適していることがわかり、リンゴ農家が一気に増えました。日本を代表するリンゴの産地となりましたが、その後青森・長野など他の地域でもおいしいリンゴを作るようになり、余市町のりんご問屋は衰退していきました。
そこで問屋だけに頼らない独自の販路を開拓し、多品目の果実を生産することを決めます。多くの品種があった方がお客様に喜んでいただけることもあり、リンゴ栽培で培った経験と果実栽培の知識を活かしてその数を増やし、現在では栽培する果物と野菜は82品目にも及びます。
この130年、何度となく冷夏や大雨、台風などにも見舞われ、昨今では北海道の少雨や温暖化など気候変動の問題も多くあります。そのような中でもよりおいしい味を求め、工夫をこらし研究を重ねています。