地域のものを地域の人へ~“地産地消”の先駆け
別海町と言えば、人口より牛の数が多いことで有名な「酪農のまち」。
㈱べつかい乳業興社は、昭和49年に町が立ち上げた「別海町酪農工場」を前身として、第3セクター方式で平成13年に設立されました。
大手乳業メーカーの工場がひしめく道東の地において、「牛乳を地域の人に飲んでもらいたい」というシンプルな想いのもとに、町内の新鮮な生乳を原料に乳製品を加工する工場が生まれました。代表的な取り組みは、学校給食への提供や町民への牛乳配布。設立当初からずっと継続している取り組みのひとつです。
その土地のものを、その土地で食べる。今では広く認知されている「地産地消」の理念を、この言葉が生まれるずっと前から官民一体となり実践しています。