1社1社の思いをチーズに込めて、
酪農王国・十勝からお届けします。
<しあわせチーズ工房>
「しあわせチーズ工房」では、工房がある「ありがとう牧場」の毎朝搾り立ての牛乳を使ってチーズを造っています。
牛乳は冷やしたり熱したりはせず、搾り立てのものをそのまま使うのがチーズ職人の本間 幸雄さんのこだわり。
季節の青草の香りがする優しい味の牛乳。
その美味しさを損なわぬよう、ひとつひとつ丁寧に製造・熟成していくのです。
チーズには、茂喜登牛(もきとうし)の自然の恵みはもちろんのこと、作り手の純粋な想い、牛への感謝の気持ちがたくさん詰まっています。
<チーズ工房NEEDS>
「チーズ工房NEEDS」は、十勝・幕別町で、100年以上の歴史を持つ新田牧場の生乳を主原料に、「いつものテーブルにチーズを」をモットーに日々チーズ作りに取り組んでいます。
長年受け継がれてきた商品の開発からプロデュース・販売活動への熱いマインドを商品へと注いでいるのは、現工場長・磯部 公児さんです。
チーズの作り方にはもちろんこだわりつつ、安定した量をしっかりと供給することができ、幅広い年代の人に楽しんでもらえるようなやさしい味。
そんないつでも気軽に手にとってもらえるチーズを作り続けていくこと、それが今までの、そしてこれからも変わらないNEEDSの軸になっていくと磯部さんはいいます。
<十勝野フロマージュ>
「十勝野フロマージュ」のナチュラルチーズは、本場フランス・ノルマンディー地方のカマンベールを手本に、新鮮な生乳を使いひとつひとつ丹念に造り上げられています。
先代の赤部 紀夫さんがフランスに何度も足を運び、伝統的な製法を研究。
コクやまろやかさといったフランス伝統の味を再現しながら、地元の良質な素材を使い、十勝の気候と風土で日本人の口に合う食べやすい味に仕上げています。
「十勝らしさ」が光る地元の食材を使った個性豊かなチーズが揃うのも「十勝野フロマージュ」ならでは。
今は長男の順哉さんが社長を努め、工場長である三男の貴紀さんとともに新たなチーズづくりに取り組んでいます。
<さらべつチーズ工房>
「うちのチーズが他のチーズと美味しさの差があるとしたら、あえて手間がかかる方法で作っているってことかな」と語る代表の野矢 譲司さん。
なるべく手間を省いてチーズを作る工房が多い中、さらべつチーズ工房は家族総出で1年365日毎日欠かさずにチーズを磨いています。
丁寧に細かく菌の数値をチェックしながら、人の目と手の感覚で作り上げられるのです。
十勝の風土と自然の恵みに感謝して、どんなに忙しい日でも1日も欠かさず、美味しくなあれと願いを込めて。