素材

豆どころ十勝・本別の最高級の豆に、とことんこだわる。

日本の食文化とは、日本産の食材以外は認めない。

日本一の豆どころ十勝本別町————。
ここに、“日本の食文化とは、日本産の食材以外は認めない”と、長年日本の納豆の味を守り続ける食品加工会社があります。
昭和33年に創業、この土地に納豆工場を構えた有限会社山口醗酵食品。創業当初から、本別産の安心で安全な自然農法を徹底し続けてきました。
毎日作られる製品には、食料基地十勝として良いものを作りたいという“ものづくりにかける底力”と、日本の食文化を大切にする心意気が詰め込まれています。
山口醗酵食品の無農薬栽培の納豆は大地の恵みと風土が育んだ、豆どころ本別の最高級の豆を使って日本の大豆文化を守り継ぎたいという頑固なこだわりなのです。

使うのは、十勝・本別産の大豆だけ。

現在、日本国内で約600万トンの原料大豆が消費されていますが、その96%が輸入に頼っています。その内の75%・450万トンが米国であり、米国内で栽培されている大豆80%以上が遺伝子組み換え大豆です。国内産大豆はたったの4%足らずで、その内の十勝・本別産大豆は0.5%と”幻の大豆”になっています。
山口醗酵食品では、そんな幻の大豆である十勝・本別産大豆を生産農家と直接契約を結び仕入れ、「本物」の納豆をつくっています。

一粒一粒、思いを込めて手詰め。

全国の製造元では機械詰めがほとんどの中、山口醗酵食品ではあえて最も手間のかかる手詰めにこだわっています。熟練のパートさんによって、木のシャモジやお玉で豆を壊さず丁寧に手作業されるのです。手の温もり・思いが納豆に伝わることによって、納豆の出来具合を左右するといいます。

ステンレス釜ではなく、鉄釜で蒸し煮。

長年使い続ける、年代物の鉄釜で蒸し煮する事で、鉄分が仕上がりの豆の味に微妙に作用し、ステンレス釜では出せない味に仕上がります。特に黒豆は鉄釜は必須！現在、鉄釜を製作しているところはなくなっているため、非常に貴重なのです。