商品説明
“本物”であり“本場”であるが故の最上級の美味しさ。
秋になると日高の方からだんだん北上し、十勝沖から徐々に脂が抜け、白糠沖にやってくる頃、オスの身は締まり、メスの卵が成熟期を迎えます。そのため、白糠沖で獲れるししゃもは最高級、非常に美味と言われています。
サッと塩のみで味付けした後、冷風乾燥させます。干し具合が均一になるように整然と並べられたししゃもを一夜干しで生干し仕上げ。焼いた時の食感の良さや身のふっくら感に違いが出ます。
オスは卵が無い分、身全体に栄養が行き渡り、適度に脂が乗っているためふっくらと甘く繊細。メスはやはり、プチプチっとした卵。食感はもちろん、ここにたっぷり美味しさが凝縮されています。卵と身を同時に食べられるというのも、ししゃもならではの醍醐味です。
産地
世界でも北海道の太平洋沿岸にしか生息しない日本固有の稀少種
主産地だから、質の良いししゃもがたくさん水揚げされます
国内で一般的に流通している「ししゃも」と呼ばれている魚の9割以上は「カラフトシシャモ」「キャペリン」という類似魚。一方、”本物”のししゃもは、世界でも北海道の太平洋沿岸にしか生息しない日本固有の希少種。名前の表現上混同されている方も多いですが、産卵する場所が海か川かという違いがあり、生態上全く異なる魚なんです。ししゃもは太平洋の回遊魚で、毎年11月頃、白糠町の茶路川と庶路川での産卵のために北海道西部からやってきます。脂の抜け具合、身の引き締まり具合がちょうど良くなる場所が、ここ白糠沖と言われており、そのためししゃも漁がとても盛んな地域になっています。
11月11日は「白糠ししゃもの日」
太平洋沿岸でのししゃも漁は、10月下旬~11月下旬の、わずか1か月程度。そのししゃも漁の最盛期であり、すだれ干しされているししゃもの形が「1」に似ていることから、白糠では11月11日を『白糠ししゃもの日』と設定しています。