タラバガニとズワイガニの違い比較!【北海道専門通販ECスタッフが解説】

タラバガニとズワイガニの違い比較!【北海道専門通販ECスタッフが解説】

タラバガニは北海道で獲れる代表的なカニの中でも最大で、味は他のカニに比べると少し淡白ですがボリュームもあって、しっかりした食感と食べ応えは十分。
一方、ズワイガニは甘みが強く筋肉繊維が繊細で食感が上品なのが特徴です。
この記事では、よく混同されるタラバガニとズワイガニの生態や旬などの違いについて徹底解説します。

そもそも生物学的に違うタラバガニとズワイガニ

タラバガニは足の数がはさみを入れて8本。
厳密に分類するとカニではなく実はヤドカリの仲間。巻貝のないヤドカリです。
体も大きくて足も太く、鋭いトゲに覆われ、力強さを感じさせます。
売られているときは足3本とはさみだけで甲羅は外されているのがほとんどです。
生息海域は北海道以北のオホーツク海、ベーリング海、アラスカ沿岸などの冷たい海に住んでいます。
一方、ズワイガニは歴としたカニです。
トゲが少なく滑らかです。足は細くて長いのが特徴で、特に第3関節はほとんど身が入らないほどの細さ。
カニみそが入っているので、獲れたまま塩茹でしたものか、食べやすく足の身だけを剥いたものが売られています。
日本海側とオホーツク海側に分布し、主に大陸棚縁辺部の水深200~450mの海底に生息します。

日本で獲れなくなったタラバガニのほとんどは輸入品

タラバガニとズワイガニの違い比較!【北海道専門通販ECスタッフが解説】

残念ながら日本の漁業海域で獲れるタラバガニは資源がほとんど枯渇してしまい、国内で販売されているタラバガニは残念ながら大半は輸入品です。
輸入先はロシア、アメリカがほとんどで、輸入している業者の多くは北海道にあります。
なので今、タラバガニを食べる・買うなら北海道の販売店を検討、という感じですね。

漁獲海域が広く呼び名もいろいろあるズワイガニ

ズワイガニは北海道から福井、兵庫、鳥取など西日本まで、広く日本海側に生息。
各地で水揚げされるので、地方により「松葉ガニ」「越前ガニ」など、呼び名が違います。
底引き網で一網打尽に漁獲するため、一時は激減してしまいましたが、漁獲規制や保護海域を設けるなど、漁業者の理解で、徐々に回復しました。

ボリュームのタラバVS甘みのズワイ

タラバガニとズワイガニの違い比較!【北海道専門通販ECスタッフが解説】

タラバガニとズワイガニは、味や食感にも違いがあります。
タラバガニは何と言っても大きいというのが特徴です。
味は他のカニに比べると少し淡白ですがボリュームがあって、しっかりした食感があり、かなり食べ応えアリです。
ズワイガニは細い筋肉繊維の身が脚に多く詰まっていて、上品な甘味が強く美味。
鮮度のいいものは刺身やしゃぶしゃぶでも食べられます。また、天ぷらやお寿司のネタとしても人気です。

タラバガニ&ズワイガニのおいしい食べ方

タラバガニのおすすめの食べ方

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タラバガ二 1肩 | [北海道根室市]マルナカイチ杉山水産 | 食べレア北海道

生でも茹でてある状態でも、殻ごと炭火で炙れば「焼きガニ」が楽しめます。
芳醇な湯気の香りと共に楽しめるので、バーベキューにはもってこいです!

ズワイガニのおすすめの食べ方

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ズワイガニは食べ応えのある第一関節だけを生のまま売っているので、しゃぶしゃぶがおすすめ。
カニしゃぶは絶品!生涯に一度はぜひ経験したい味です。

違いはあってもタラバガニとズワイガニは”おいしい”

タラバガニにしてもズワイガニにしても、多少の違いこそあれ身が締まって甘みがあり、どちらも美味です。
茹で上がりの鮮やかな赤に気持ちが明るくなり、食欲をそそります。
誰かが剥いてくれたカニを箸で食べるのではなく、手間はかかりますが、「手でむきながら食べる」というワイルド感もいいですよね。
年に1度は旬のカニを味わいたいものです。
タラバガニ・ズワイガニ以外にも北海道にはおいしいカニがまだまだいます。
希少な花咲ガニやイバラガニもご紹介した記事はこちら↓

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