夏は〇で、冬は熱〇で。北海道でも酒米栽培が盛んです!
日本一の酒処はどこだ!
アルコールに弱い日本人。なのに日本酒は美味しく発展
日本人の45%はお酒が飲めない、もしくは飲めても弱い、美味しく感じられないと言われています。しかし、日本は古くから日本酒の産地が全国に点在し、それぞれの地域の食べ物とマッチした形で進歩してきました。人口の約半数が好きではない「酒」がなぜここまで成長してきたのか、不思議です。
北海道も酒造りに健闘
日本酒の三大産地は兵庫県の「灘」、京都の「伏見」、広島県の「西条」と言われてきました。このほか、新潟、秋田、山形なども長い歴史を積み重ねています。美味しい日本酒を作るためのカギとなるのは「米」と「水」です。歴史から見て、確かにこれらの名産地は米も多く採れ、水もきれいな地域なので、酒蔵が多いというのはうなずけます。
米と水がそろった北海道
しかし最近は北海道でもたんぱく質が少ない好適酒米が採れるようになりました。さらに何といっても北海道の水は大雪山をはじめとする多くの山々に降った雪が、春には融けて地面に染み込み、何百年もかけて地中でろ過され、湧き出します。日本酒に欠かせない重要な2つの要素が北海道にもそろったのです。
増加する北海道の酒蔵
かつて、昭和初期から戦後にかけて、北海道にも数多くの酒蔵がありましたが、高度成長期から減少の一途をたどり、北海道における酒造りは衰退しました。ところが近年、新規参入や本州からの酒蔵の移転、あるいは酒米の産地が道内の酒造メーカーに製造委託するなどで酒蔵も銘柄も増加傾向にあります。良質な酒米を生産できるようになったのが大きな要因とされています。
北海道は酒造りに適した気候
酒造りの最終段階に起こる「低温発酵」は気温6度から15度という低温で醸造します。低温にすることにより、酵母へのアルコールの働きが緩やかになり、酵母は死滅しにくくなります。涼しい気候の北海道は日本酒造りに優位な気候条件なのです。
北海道の日本酒も侮れませんよ!
当サイト「食ベレア北海道」では広大な北海道の大地で育った元気な酒米と清らかな水で醸造した日本酒を扱っています。
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ライターから
日本酒って美味しいですよね。なんでこんなに美味しいのかと思うほど美味しいですよね。日本酒のいいところは割らずにそのまま飲める、冷でも熱燗でも常温でも、どんな温度でもそれぞれの味わいがある、どんな料理にも合う…、いっぱいあります。ただ飲み過ぎると二日酔いが辛いですよね。飲み過ぎには注意を!