夏バテ防止効果にも期待!甘みと旨みがギュッ!北海道のフルーツトマトの旬到来

夏バテ防止効果にも期待!甘みと旨みがギュッ!北海道のフルーツトマトの旬到来

最近スーパーなどの売り場でも、見ることが増えてきた「フルーツトマト」。魅力は何といっても、フルーツのようなその甘さ。このコラムでは、旬を迎えた北海道のフルーツトマトの魅力や栄養価、レシピを紹介します。

フルーツトマトとは?

夏に旬を迎える北海道のフルーツトマト

フルーツトマトは品種の名前ではなく、水分を極限まで抑える特別な栽培方法でつくられた、高糖度のトマトのことを言います。

一般的にフルーツトマトの旬は冬から春と言われていますが、北海道は夏から秋にかけてフルーツトマトの旬を迎えます。

北海道独特の夏の涼しい気候と、昼夜の寒暖差の大きさから、夏の時期に甘くておいしいフルーツトマトが育つそうです。

フルーツトマト誕生のきっかけ

フルーツトマトの発祥の地は高知県です。

もともとおいしいトマトの産地として定評のあった高知県ですが、1970年に高知県を襲った台風10号が、フルーツトマト誕生のきっかけです。

台風で農地に海水が流れ込み、土壌に強い塩分が残ってしまいました。その影響で本来大玉に育つはずだったトマトが、ピンポン玉くらいにしか育たず、生産者の方々は絶望的だったそうです。

しかし、そのピンポン玉サイズのトマトを食べてみると、濃厚でミネラルバランスが良い甘くおいしいトマトだったのです。

これがフルーツトマトの始まりです。

現在は、高知県や北海道などでフルーツトマトが栽培されています。

フルーツトマトの特徴

糖度が高く甘みと旨みが強いフルーツトマト

フルーツトマトは、その名前の通り、フルーツのような甘さが最大の特徴です。

一般的なトマトの糖度は、4~6度くらいのものが多い中、フルーツトマトは8度以上の糖度があります。中には10度以上のものも。

甘さと酸味のバランスが良く、トマトの旨みが凝縮されたフルーツトマト。

トマト特有の青臭さも軽減されているため、トマトが苦手な方でも食べやすいのも魅力です。

果皮の硬さは新鮮な証

高糖度のフルーツトマトは、糖度を上げるために与える水分や養分を最小限にして栽培します。

そうすることで、トマトはわずかな水からエネルギー(糖)を蓄えて甘くなります。それと同時に、果皮を硬くして身を守るのです。

初めてフルーツトマトを食べたとき、それまで食べていた、一般的なトマトと比較すると果皮が硬く、驚かれる方も多くいます。

しかし、少し硬く弾ける果皮は、フルーツトマトの状態・鮮度が良く上質な証なのです。

できれば皮ごと食べて、フルーツトマトの魅力を思う存分味わってみてください。

フルーツトマトの栄養価

高い健康効果も期待ができるフルーツトマト

フルーツトマトはビタミンCやリコピンが豊富で、抗酸化作用にも効果があるので、健康にも良いとされています。

その他にも、カリウムやビタミンKなどの栄養素も含んでいるので、むくみ解消や血圧を下げる効果にも期待ができます。

さらに、グルタミン酸やアスパラギン酸などの旨み成分が、一般的なミニトマトよりも多く含まれていることがわかっています。

抗ストレス作用があるGABAを豊富に含む

フルーツトマトには、気持ちを落ち着かせる抗ストレス作用があると言われるGABAが豊富に含まれています。

リラックスできて緊張がほぐれたり、ストレスの緩和、睡眠の質向上、肌の弾力の維持などの効果が期待できます。

夏バテ予防もできるトマト

「トマトが赤くなると医者が青くなる」という諺があるほど、健康に良いことで知られるトマト。

カリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富で、夏バテ予防に期待ができます。
また、トマトに含まれるリコピンは、夏バテや紫外線から身体を守ってくれる効果もあるそうです。

トマトには暑さで火照った身体を冷やす効果もあると言われているので、暑い日こそトマトを食べると良いそうです。

夏バテには予防には、トマトと油を合わせると良いそうです。オリーブオイルをかけたり、炒めたりして食べるのがおすすめです。

フルーツトマトおすすめレシピ

そのまま生で食べる

フルーツトマトの食べ方として、一番おすすめなのがそのまま生で食べる方法です。
サラダなどに入れて、ぜひそのままお召し上がりください。

加熱して食べる

フルーツトマトは加熱してもおいしく召し上がれます。
ちょっと意外かもしれませんが、お味噌汁の具にもおすすめです。

「フルーツトマトと玉ねぎと卵の夏のみそ汁」

材料(2人分)

フルーツトマト(中玉)…1個
玉ねぎ…1/2個
卵…1個
だし汁…2カップ
味噌…大さじ2
白ごま…大さじ2
大葉…2枚(お好みで)

つくり方
  1. フルーツトマトは串切り、玉ねぎは薄くスライス、大葉は千切りにします。
  2. 鍋にだし汁を入れ火にかけます。
  3. 沸騰したら玉ねぎを入れ、2~3分煮ます。
  4. フルーツトマトを加え、味噌を溶き入れます。
  5. 再び沸騰したら火を止め、溶き卵を回し入れます。
  6. 器に盛り、白ごまと大葉をのせて完成です。

冷凍して食べる

たくさんあって食べきれない場合は、冷凍保存もおすすめです。フルーツトマトは冷凍すると、凍ったまま流水に当てるだけで、ツルンと皮がむけるので、トマトソースなどにも使いやすくて便利です。

フルーツトマトの保存方法

トマトに適した保存温度は10℃前後です。冷蔵庫の野菜室(7~10℃設定)での保存が良いでしょう。
また、ヘタから傷むことが多いので、ヘタを取って、お尻を上にして保存するのがおすすめです。生ものなので、7~10日を目安に早めに食べきりましょう。

旬を迎えた北海道のフルーツトマト

フルーツトマトは、普通のトマトよりも甘みが強く、そのまま食べることを主に想定した品種のトマトです。果皮はやや硬めで、果汁は非常に甘いです。

通常のトマトと比べて値段は少し高い傾向にありますが、そのおいしさは多くの人々に認められています。

サラダや生食にすることが多いですが、炒め物や煮物に使われることもあります。そのまま食べてもおいしいですし、料理に使うと特別な風味を加えることができます。

私自身、フルーツトマトが大好きなので、毎日のお弁当に入れたり、小腹がすいたときのおやつにして食べています。

旬を迎えた北海道のフルーツトマトを、ぜひ食べレア北海道でお楽しみください。

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