Verry Good!なBerryたち!
気軽に家庭菜園で楽しめるベリー
木の実の「ベリー」って本当にかわいくておいしいですよね。筆者も大好きです。我が家の猫の額にはラズベリー(キイチゴ)、レッドカラント(カリンズ)、グースベリー(グスベリ)を植えて、毎年収穫後はジャムにして食べています。
あいまいなベリーの定義
図鑑を見るとベリーには多くの種類があって驚きます。植物学的な定義はなく、さまざまなカテゴリーの果実が「ベリー」だったりします。食用として見た目や食べ方が似ている「小さな果実」であれば、ベリーなのです。日本ではベリーの王様「イチゴ(ストロベリー)」はホウレン草やジャガイモと同じ「野菜」に分類されているので、定義はかなりあいまいです。
ベリーには特徴いろいろ
日本で人気のベリーはイチゴのほか、ブルーベリーやハスカップ、サクランボもベリーの一種です。ベリーの特長として「見た目がかわいい」「色が美しい」「小さい」「ビタミンが多い」「アントシアニンが多い」「カリウムが多い」「酸味が強い」「熟すと甘くなる」などが挙げられます。
さまざまに活用できるベリー
ベリーは栄養が豊富で、おいしくて、見た目にもいいので、かなり優秀な食材と言えます。そのまま食べたり、ジュースやジャムに加工したり、ケーキやパンのトッピングしても利用範囲がとても広まります。
注目株「シーベリー」の栽培適地は北海道
最近注目を浴びているベリーに「シーベリー」があります。シーベリーは黄色の小さな果実で、栄養価が高く「奇跡の果実」とも言われています。貧血予防や疲労回復などの効能があり、健康食品としても注目を集めています。寒さや乾燥に強いので、栽培適地は北海道です。
栽培に手間暇かかるシーベリー
正式名は砂地茱萸(スナヂグミ)で、グミの仲間です。酸味と渋みが強いので、そのままだと食べにくく、大半はジュースやジャムなどに加工されます。果実を実らせるためには、雄木と雌木を一緒に植えなければなりません。花が咲いたら人間の手で受粉させることや、幹や枝にはトゲがあり、栽培に手間がかかるベリーです。
豊富な栄養素で健康効果もいろいろ
シーベリーはアミノ酸が豊富なので、脂肪を燃焼しやすく痩せやすい体にしてくれます。酵素も含まれているので、デトックスや便秘解消にも効果が期待できます。またオメガ7脂肪酸を多く含むので美肌効果もあります。ほかにも鉄分や葉酸、9種類の必須アミノ酸が含まれ、疲労回復効果も認められます。
ただ、栽培するのが大変で知名度が低いベリーなので、栽培する農家は稀です。この貴重で希少な価値あるベリーを使ったドリンクがあります。ぜひ飲んでみてください。きっと納得がいくと思います!