ニンニクの効果そのまま、臭い少な目「黒ニンニク」
食欲そそる「ニンニク」
ニンニクはどのようにして食べていますか?パスタやキムチ、餃子、焼き肉、ラーメン…さまざまな料理にニンニクは欠かせない存在です。ニンニクは、古代エジプト時代、ギリシャ、ローマ時代から、労働者、兵士など肉体労働にかかわる人々が好んで食べていたパワーフードでした。
戦後の中華料理、韓国料理の影響で消費拡大
アジアでは中国、朝鮮をはじめとし、古くから食材として利用されてきました。ところが日本には、奈良時代に中国から入ってはきましたが、淡白な日本料理には合わなかったため、普及しませんでした。戦後になって、日本人の食生活は変化し、特に中国や韓国料理の浸透によりニンニクの消費が拡大。さらに健康志向に伴って需要はぐんぐんと伸び、かなりの量が消費されるようになりました。
ニンニク自給率40% 生産1位は青森、2位は北海道
ニンニクの自給率は40%ほどで、60%は輸入に頼っています。国産の内訳は青森県が生産量第1位で67%、北海道は生産の歴史は浅いものの2位で、4%ほどしかありませんが、最近は生産量が急上昇しています。良質なニンニクは寒い気候を好むため、青森、北海道はニンニク生産の適地なのです。
古代人を支えたニンニク成分「スコルジニン」
ニンニクに強壮剤としての効果があるということは古代から認められており、多くの人々が好んで食べていました。疲労回復と新陳代謝促進作用がある「スコルジニン」という成分は、体内に取り入れられた食べ物の消化吸収を促し、栄養分が全身にいきわたるよう作用します。
数えきれないニンニク効果
また、ニンニクの臭いの素である「アリシン」も薬効を担っています。ビタミンB1の吸収を高め、疲労回復や免疫力に効果があります。感染症の原因となるウイルスや炎症や食中毒を引き起こす細菌を殺す強い抗菌作用があります。ほかにもコレステロールを下げたり、血行をよくしてくれたり、咳を収めてくれたり、効果は数え切れません。
効果そのまま、臭い抑えた「黒ニンニク」
これほど効果があっても「やっぱり臭いがねぇ」と敬遠する方もいると思いますが、高温高湿でじっくり蒸しあげたニンニクは「黒ニンニク」とも呼ばれ、健康効果はさらに向上するのに、独特のニンニク臭は抑えられるのです。すごくないですか⁈甘みを増してそのままおいしく食べられるよう加工してあるので、疲れやすい、体力の減退を感じている人たちにおすすめです。
食ベレア北海道では黒ニンニク、黒ニンニクの加工品を扱っています。
黒ニンニクを食べて感染症を吹き飛ばしましょう!