チーズで老化予防?驚きの健康効果!チーズのチカラ

チーズで老化予防?驚きの健康効果!チーズのチカラ

チーズは、牛などの乳から水分を除いて栄養を固めたものです。料理やデザートに使用したり、そのまま食べてもおいしいので、「好きな食べ物は何?」と質問されたら、「チーズ」と答える人も多いと思います。

実はチーズには、老化を予防する効果があることを知っていますか?このコラムでは、チーズの栄養やシルバー世代にも嬉しいチーズの効果について説明していきます。

栄養がギュっと凝縮された乳製品チーズ

チーズひと切れに牛乳1杯分の栄養素

100gのチーズをつくるために、およそ10~14倍の牛乳が必要です。チーズには牛乳の栄養素が凝縮されており、カルシウムやたんぱく質、脂肪、ビタミンなどの栄養が豊富に含まれています。

チーズひと切れ(約20g)に、牛乳コップ1杯分(約200ml)の栄養素が含まれていることになるのです。

チーズの栄養素その1 カルシウム

カルシウムは、骨や歯をつくるもとになる大切な栄養素です。チーズには、カルシウムが豊富に含まれており、骨粗しょう症の予防になると考えられています。

また、チーズにはたんぱく質も含まれているため、カルシウムの吸収率が魚や野菜と比べて高い特徴があります。

チーズのカルシウム吸収率は約40%、魚は約33%、野菜は約19%と言われているので、チーズは効率よくカルシウムを摂取できる食品であることがわかります。

また、カルシウムはビタミンD(魚や肉、卵、きのこなど)と一緒に摂ると、さらに吸収率が高まると言われているのでおすすめです。

チーズの栄養素その2 たんぱく質

たんぱく質は、筋肉や細胞、血液などをつくる大切な栄養素です。チーズは“白い肉”と呼ばれるほど、たんぱく質が豊富に含まれています。

チーズに含まれる良質なたんぱく質は、筋肉や細胞の生成、修復に必要不可欠な栄養素です。

チーズの栄養素その3 脂質

脂質は、脂溶性ビタミンの吸収を促したり、細胞膜やホルモンの構成成分になったりする大切な栄養素です。チーズの脂肪球は細かいので、消化吸収しやすく、太りにくいと言われています。

チーズの栄養素その4 ビタミン

チーズに含まれるビタミン類は、A・B2・Eなどです。

皮膚や粘膜を守ったり、免疫力をアップするビタミンA、脂肪を分解してエネルギーに変えたり、疲労回復効果があるビタミンB2、抗酸化作用に期待ができるビタミンEなどが含まれています。

研究結果もあるチーズで老化予防

高齢者に不足しがちな栄養が豊富なチーズ

さまざまな栄養素が含まれる、栄養満点のチーズですが、特に高齢者に不足しがちな栄養が豊富に含まれています。

毎日適量のチーズを食べることは、老化予防にも効果があると言われているので、健康や加齢が気になる方は、ぜひ積極的にチーズを摂取してみてください。

チーズで認知症予防

認知症の原因のひとつとされているのが、BDNF(脳由来神経栄養因子)です。BDNFは脳の神経を保護したり発達させたりするたんぱく質で、不足すると記憶や学習能力などの認知機能が低下すると言われています。

1日2ピースのカマンベールチーズを3ヵ月間食べ続けると、認知症の予防につながる可能性があるという研究結果があるほど、チーズは認知症の予防に効果的な食品なのです。

こちらの記事でカマンベールの効果を詳しく解説しています!

チーズで高血圧予防

チーズには、血圧を下げる“ペプチド”という成分が豊富に含まれています。

血管を収縮させ血圧を上昇させる原因のひとつに酵素ACEがあります。ペプチドには、酵素ACEの働きを妨害する作用があると言われています。

また、チーズに豊富に含まれるカルシウムには、高血圧の原因のひとつ、ナトリウムを体外に排出する作用があります。

チーズで糖尿病予防

糖質をほとんど含まないチーズは、血糖値の上昇を緩やかにする低GI食品です。GI値は食品に含まれる糖質の吸収の度合いを示すもので、チーズのGI値は30~35程度。これは、大豆やトマト、きのこ類と同等の数値です。

効果的な食べ方は、食事の10~15分前にチーズを食べること。血糖値の急上昇を防ぎ、糖尿病の予防に繋がります。

チーズでサルコペニア予防

“サルコペニア”という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

老化現象のひとつで、筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態です。サルコペニアの状態に陥ると、歩行がうまくできなくなり、転倒や骨折による寝たきりのリスクが高まると言われています。

サルコペニアの予防には、適度な運動と栄養バランスのとれた食生活が大切で、特にロイシンというアミノ酸が重要な要素のひとつだそうです。

ロイシンは、主に動物性たんぱく質に多く含まれており、チーズにも豊富に含まれています。またロイシンは、体内で生成されないため、食品から摂取しなければならない必須アミノ酸です。

チーズの食べ過ぎは禁物。適切な量の摂取を心がけて

栄養価の優れたチーズは、健康や加齢が気になる方にとっても、嬉しい効果が期待できる食品です。

しかし、カロリーが高く脂質も多く含まれているので、食べ過ぎは禁物。健康維持や老化を予防するためには、適切な量の摂取が大切です。

またチーズは、食物繊維とビタミンCの栄養素は少ない傾向にあります。食物繊維やビタミンCを豊富に含む野菜やナッツ、フルーツと一緒に食べると、さらに栄養バランスがアップするのでおすすめですよ。

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