日本の伝統食「豆腐」 でも意外に知らない豆腐の真実

日本の伝統食「豆腐」 でも意外に知らない豆腐の真実

知っているようでわからなかった「豆腐」の真実

今回のお題は「豆腐」です。そのまま食べても美味しく、どんな料理ともマッチする豆腐は、誰もが知っている日本を代表する伝統食です。しかし、意外と知っているようで知らないというのも豆腐の特徴です。あなたはどこまで豆腐のことを知っていますか?

木綿豆腐と絹豆腐の作り方

まず、原料の大豆をきれいに洗い、一晩水に浸けます。それをすりつぶして煮立てます。時間が経てば豆乳とおからに分離するので、布でこします。豆乳に「にがり」(凝固剤)を入れてかき混ぜ、固まったらそれが絹豆腐です。さらにそれを崩して型に入れ、重石をかけて水分を抜けば木綿豆腐です。

どこが違う?木綿と絹

木綿豆腐と絹豆腐は見た目や食感だけではなく、成分にも違いが出ます。木綿豆腐は水分が絞られているので、栄養分が凝縮されています。たんぱく質、カルシウム、鉄分、ビタミンE、食物繊維は絹豆腐よりも豊富です。絹豆腐は滑らかな食感でビタミンB群やカリウムなど、水溶性の栄養素が多く残ります。

原料の大豆はどこから来るのか

豆腐の原料は大豆です。日本の大豆の自給率はわずか5%ほどで、9割以上は輸入に頼っています。輸入大豆の7割はアメリカで採れたものです。豆腐生産者における国産大豆のメリットとして、信頼感(安心・安全)がある、粒が大きい、成分のバランスと味が良い、加工後の色、ツヤがきれいに仕上がる、食感も良い…などが挙げられます。

大豆の「信頼感」ってどんなこと?

日本の伝統的な食品なのに、原料の大半を輸入に頼っているとは残念です。現在「遺伝子組み換え作物」の安全性が世界的に問われています。遺伝子組み換えのメリットは生産するうえで低コスト、低農薬などが挙げられますが、逆に免疫疾患や不妊などさまざまな健康被害についてのデメリットも報告されています。また「遺伝子組み換えでない」という食品表示についても、輸送過程の管理や検査の在り方などに課題があります。

信頼の「国産大豆」。生産量は北海道が№1

大豆は自給率が低いとはいえ、国内の生産量は北海道が1位、次いで宮城県、佐賀県となっています。北海道では小麦、ビート、イモなどとともに、輪作のローテーションに組み入れられているので、自然災害の影響さえ受けなければ、安定的に生産できます。

国産大豆で作る豆腐製造者が多い北海道

豆腐はこだわればこだわるほど、美味しくなる食べ物です。最もこだわるべきは原料の大豆です。北海道では良質で安全な大豆を安定的に、高額な輸送費もかけずに調達できるため、国産の大豆で豆腐を製造する食品会社が数多くあります。玉子、もやしと並んで価格の優等生でもある北海道の豆腐は「安くて旨くて安全」です。

当通販サイト「食ベレア北海道」では、国産大豆にこだわった豆腐屋さんの豆腐を扱っています。北海道の大地で育った元気な大豆、その大豆のうまさと栄養分をたっぷり込めた北海道の豆腐をご賞味ください。

十勝で豆腐を造りたい

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