割烹料理屋の豚丼のタレで鶏の照り焼き作った!
シンプルな素材から煮込みと熟成で生まれた絶品の万能タレ
いくら材料を厳選しているからと言っても、醤油とお酒と砂糖だけでタレの味をこのレベルまで上げられるなんて、さすが老舗、さすが割烹、さすが熊の子さんです。じっくり煮込むことで鍋の中でこの3つが見事な化学反応を起こします。そして程よく熟成庫で寝かせることで、1+1+1が3ではなく、10倍にも20倍にも、風味やコク、深み、奥行きが増します。美味しいタレを作るには、余計な調味料、添加物は必要はない。このタレが証明してくれました。
このタレならほかにも応用できるのではないかと考え、今回は鶏モモ肉の照り焼きを炭火で作りました。料理用の刷毛で何度もタレを重ね塗りすると、香ばしい煙りがジューッという音とともに立ち上がり食欲をそそります。味はいうまでもなく最高でした。シンプルな素材から複雑な旨味を引き出したこのタレはただものではありません。