北海道だけの冬の味覚 寒干しこまい
北海道の知られざる逸品!寒風干しこまい
氷下魚(こまい)という魚は北海道以外ではあまり知られていませんが、実はこれが絶品なのです。大きく成長すれば30センチを超えますが、一夜干しの食べごろサイズは15センチぐらい。獲ってきたこまいの内臓を除き、海水に漬けて味付け、冷たい浜風で2、3日干して作ります。
炙ると旨味はさらに倍増!
それを炙って手で骨を外して食べますが、さらに小さいサイズは骨ごと食べられます。味は淡白ですが旨味は驚くほど濃厚で、炙ることで旨味はさらに倍増します。マヨネーズ&唐辛子とは絶妙のマッチング。これぞ一度食べたらクセになる美味しさです。
かつては北海道の漁師が番屋で飲む酒のつまみとして、ストーブの上で焼いて食べていましたが、あまりに美味しいので、市場に出回るようになり、最近は通販でも買えるようになりました。
旬は冬。厳しい北海道の冬ですが、この味に出会えるために、冬が待ち遠しくなるほどです。ぜひ一度この美味しさを体験してみてください。ちなみに冷凍でも味は落ちないので、通年食べられます!