韓国発の新スイーツ「クルンジ」をお家で再現!

韓国発の新スイーツ「クルンジ」をお家で再現!

クルンジは、韓国で人気急上昇中の新しいスイーツで、その魅力的な食感と多彩なトッピングが話題を呼んでいます。サクサクとしたクロワッサンやパイ生地をベースに、クリームやフルーツ、チーズなどを贅沢にトッピングしたこのデザートは、見た目の美しさと食感の多様性でSNS映えすること間違いなしです。さらに、自宅で簡単に楽しめる手軽さも人気の理由の一つ。今回は、そんなクルンジの魅力と、自宅で作れるレシピをご紹介します。

クルンジとは?その人気の理由を徹底解説

クルンジの基本情報:食感と見た目の魅力

クルンジ(크런지)は、韓国で話題となっている新しいスイーツで、そのユニークな食感と美味しさが注目されています。クルンジは、名前の由来からもわかるように、カリカリとした食感を楽しむことができるお菓子です。韓国語の「크런치」(クロンチ、英語の「Crunch」に相当)から派生した名前で、この名前が示す通り、クルンジはサクサクとした食感が特徴です。

パイ生地やフィロ生地をベースにしており、カリッと焼き上げた生地の上にクリームやフルーツ、ナッツなどがトッピングされています。特にカスタードクリームやホイップクリームがよく使われ、これに新鮮なフルーツやチョコレート、シロップを合わせたものが一般的です。

クルンジの発祥は比較的最近のもので、具体的な起源や正確な発祥地についてはまだはっきりとした情報が少ないですが、一般的には韓国国内のカフェやデザートショップが発祥とされています。特に、ソウルや釜山といった大都市のトレンディなカフェで、2010年代後半から2020年代にかけて人気が急速に広がったと考えられています。

クルンジは、韓国のデザート文化の進化の中で生まれたもので、伝統的な要素を取り入れながらも、現代的なアレンジが加えられたスイーツです。韓国のカフェ文化は常に新しいトレンドを取り入れる傾向があり、その中でクルンジのような斬新なデザートが生まれ、若い世代を中心に人気を集めています。

韓国発のクルンジが人気を集める理由

クルンジの魅力は、カリカリとした食感と甘さのバランス、そして多様なトッピングによるバリエーションの豊富さにあります。韓国では、特にカフェ文化が盛んであり、こうした新しいデザートが次々と生まれ、トレンドとして広がっています。クルンジもその一つで、韓国の現代的なデザート文化を象徴する存在となっています。

1.見た目の美しさ

クルンジは視覚的に非常に魅力的です。クロワッサン生地を薄く伸ばして焼き上げたものの上に、色鮮やかなフルーツやクリーム、ナッツなどが美しくデコレーションされています。そのビジュアルは、SNSでシェアしたくなるようなインパクトがあります。特にInstagramなどのプラットフォームで、写真映えするスイーツとして若い世代に支持されています。

2.食感の楽しさ

クルンジのもう一つの大きな魅力は、食感の多様性です。クロワッサンのカリカリサクサクとした食感に、中のもっちり感。クリームやフルーツの柔らかさ、ナッツのカリカリ感が加わります。これらの異なる食感が一度に楽しめるため、一口ごとに新しい体験ができるのが特徴です。

3.カスタマイズの自由度

クルンジはトッピングの自由度が高く、自分の好みに合わせて様々なバリエーションが楽しめます。フルーツやクリーム、チーズ、ナッツ、シロップなど、好きな素材を組み合わせることで、オリジナルのクルンジを作ることができます。このカスタマイズの楽しさも、クルンジの人気の一因です。

4.手軽さと高級感のバランス

クルンジは、市販のクロワッサンや簡単に手に入る材料で作れるため、手軽さがありながらも、完成したスイーツは非常に高級感があります。特に自宅で手軽に楽しめる高級スイーツとして、多くの人に受け入れられています。

5.味のバランス

クルンジは、甘さ、塩味のバランスが絶妙で、多くの人々の味覚に合います。特に、ウォッシュチーズのような少し癖のある食材を使うことで、甘さだけでなく、複雑で奥深い味わいを楽しむことができます。これにより、甘いものが苦手な人でも楽しめるスイーツとして幅広い層に人気です。

基本のクルンジの作り方【手軽にできるレシピ】

クルンジの基本レシピ ~市販のクロワッサンを使って~

材料
・市販のクロワッサン:2個
・バター: 10g(1回目に焼く用)
・バター: 10g(キャラメリゼ用)
・砂糖:小さじ2
・ナッツ(お好みで)

作り方
1.クロワッサンの準備: クロワッサンを綿棒などで押して平たくします。

2.フライパンで焼く: フライパンにバターを溶かし、平たくしたクロワッサンを両面がきつね色になるまで焼きます。焼き上がったら一度バットなどに取り出します。

3.キャラメリゼ: フライパンにバターと砂糖を溶かします。溶けたらクロワッサンをフライパンに戻し、ヘラで押し付けながら、両面を焼きます。しばらくして表面につやとペタつきがでてきたら、網などに出して粗熱をとりましょう。この間に表面が冷えてカリカリになります。

4.トッピング: 焼き上がったクロワッサンにはちみつやナッツを添えます。

ポイント
・有塩バターを使用すると甘じょっぱい仕上がりになります。
・できるだけクロワッサンを薄く伸ばします。薄いほど表面の「カリカリ」「サクサク」した食感を楽しめます。

クルンジをさらに美味しくするポイント

さらに美味しくするポイントをいくつかご紹介します。

1. バターの質を上げる

使用するバターを良質なもの(発酵バターや無塩バターなど)にすると、風味が豊かになります。

2. トッピングの工夫

・クリームや練乳を冷やしておくと、出来立てのクルンジとの温度差が楽しめ、風味が引き立ちます。
・アーモンドやくるみ、ピスタチオなどお好みのナッツをかけることで香ばしさがプラスされ、一口ごとに変化を感じられます。
・仕上げにシナモンやココアパウダーを軽く振りかけると、香りが豊かになり、味に深みが増します。

3. フルーツの追加

ベリー系フルーツやバナナなどを添えると、甘さと酸味のバランスが取れ、全体の味わいがより一層豊かになります。

クルンジと高相性のカイマクって知ってる?お家で簡単に作れるレシピ紹介

韓国のカフェなどでは、クルンジと相性が良いとされ、トッピングとして提供されているのが「カイマク」です。まだ日本では聞き馴染みのない「カイマク」。一体どんなものなのでしょうか?

カイマクとは?その名前の由来と特徴


カイマクの名前の由来は、トルコ語で「泡立つ」や「ふくらむ」という意味の動詞「kaymak」から来ています。この言葉は、牛乳を加熱して表面にできるクリーム状の膜を指すもので、滑らかで濃厚な質感が特徴です。カイマクはトルコやバルカン半島で親しまれており、伝統的なクリーミーな乳製品で、クロテッドクリームに似た風味と食感があります。特に朝食やデザートに用いられています。このクリームのふわっとした食感や見た目が、名前の由来となっています。

炊飯器で簡単にできるカイマクのレシピ

カイマクは、フルファットミルクと生クリームを加熱し、表面に形成される膜をゆっくりと厚くすることで作ります。弱火で加熱を続け、2~3時間かけて膜を形成し、冷却します。冷蔵庫で12時間以上冷やした後、膜を収穫します。この工程により濃厚でクリーミーな風味が生まれます。

そんなカイマクは、まだ日本では馴染みがなく、入手が難しいのが現実です。

また、本格的な製法で作ろうにもなかなか手間と時間がかかってしまいます。そこで、今回は自宅でも簡単に作れるカイマクのレシピをご紹介します。

炊飯器で作るカイマクのレシピ

材料
・成分無調整牛乳(全脂乳)500ml
・生クリーム 400ml(脂肪分が高いもの、できれば35%以上)

作り方
1.炊飯器の準備: 炊飯器の「保温」モードを使用します。保温モードは約60〜70℃を維持できるため、カイマクを作るのに最適です。

2.牛乳と生クリームの混合: 炊飯器の内釜に、成分無調整牛乳と生クリームを入れてよく混ぜます。

3.保温モードで加熱: 内釜を炊飯器にセットし、保温モードに設定します。
18時間程度、保温モードで加熱します。表面に徐々に膜が形成されます。

4.冷却: 表面にしっかりとした膜ができたことが確認出来たら、炊飯器から内釜を取り出し、室温で冷まします。
冷めたら、内釜にラップをして冷蔵庫に入れ、24時間冷蔵します。

5.膜の収穫: 24時間後、表面の膜を慎重にすくい取ります。これがカイマクです。

6.保存と使用: カイマクは冷蔵庫で数日間保存できます。パンやスイーツに添えてお楽しみください。

ポイント
・炊飯器の保温モードは温度が一定で管理しやすいため、失敗しにくく、手軽にカイマクを作ることができます。
・内釜が熱くなりすぎないよう、定期的に確認してください。
・時間をかけた分濃厚な仕上がりになりますが、もしお急ぎの場合は、保温加熱する時間を短縮しても大丈夫です。
・また、カイマクを収穫した際に残ったミルクはとても濃厚で美味しいので、捨てずにホットミルクなどにして飲んだり、泡立ててフォームミルクとして使ってみてください。とても美味しい副産物ができあがったことに感動しました。

クルンジとカイマクの絶妙な相性:おすすめレシピ


材料

・市販のクロワッサン:2個
・バター: 10g(1回目に焼く用)
・バター: 10g(キャラメリゼ用)
・砂糖:小さじ2
・カイマク(自家製または市販): 50g
・ミルクジャムまたは練乳:大さじ2
・クルミやアーモンドなどのナッツ(粗く砕いたもの):適量

作り方
1.クルンジの準備:
「基本のクルンジの作り方」を参考に用意
2.トッピング:
カイマクをクルンジに乗せ、その上からミルクジャム又は練乳、ナッツを散らす。
クルンジが温かいうちにお召し上がりください。
このレシピでは、クルンジのカリカリ感とカイマクのクリーミーさ、練乳やミルクジャムの甘さがバランス良く仕上がります。ナッツのトッピングで、食感や味わいに変化を加え、贅沢なデザートに仕上げています。

クルンジと相性抜群のチーズ【カチョカヴァロとウォッシュタイプ】

クルンジはクリームやアイスとも相性抜群ですが、甘さだけでは物足りない方にはチーズがオススメ。クルンジにはチーズをトッピングに使っているバリエーションもあります。特にクリームチーズやマスカルポーネチーズがよく使われ、クルンジのカリカリとした食感とクリーミーなチーズの組み合わせが絶妙です。クリームチーズをたっぷり塗ったクルンジに、フレッシュなフルーツやハチミツをトッピングしたものが人気です。
私がおすすめしたいのが少し塩味の利いたカチョカヴァロ。甘さと塩気のバランスがとれた奥深い味わいに仕上がります。少し癖のあるウォッシュタイプのチーズもオススメ。え?本当に合うの?と疑り深いあなたにこそ試していただきたいです。

クルンジにおすすめのチーズ【カチョカヴァロとウォッシュタイプの特徴】

カチョカヴァロの特徴とクルンジとの相性

カチョカヴァロは、イタリア産のセミハードチーズで、モッツァレラに似ていますが、より弾力があり、加熱するとよく溶けて伸びます。ナッツのような香ばしい風味が特徴で、クルンジのような甘いスイーツにに合わせると、甘さと塩気が絶妙にマッチし、リッチで満足感のある味わいが楽しめます。

ウォッシュタイプチーズの特徴とクルンジとの相性

ウォッシュタイプチーズ(例: エポワスやモンドール、タレッジオ)は、表皮が洗浄されて作られるため、強い香りと濃厚な風味が特徴です。クルンジと合わせる際はぜひ、トースターなどでとろっと柔らかくさせてはちみつもトッピングして一緒に召し上がってください。クルンジの甘じょっぱさと対照的なこの複雑な風味が、デザート全体に深みを与え、さらにナッツや果実も添えると、豊かな味わいのコントラストを楽しめます。
どちらのチーズもクルンジの甘さと相性が良く、特に温かい状態で食べると、チーズの風味がより引き立ちます。

ウォッシュタイプチーズを使ったクルンジのレシピ

材料
・市販のクロワッサン:2個
・バター: 10g(1回目に焼く用)
・バター: 10g(キャラメリゼ用)
・砂糖:小さじ2
・ウォッシュタイプのチーズ(カチョカヴァロもオススメ): 50g
・はちみつ:大さじ2
・クルミやアーモンドなどのナッツ(粗く砕いたもの):適量

作り方
1.クルンジの準備:
「基本のクルンジの作り方」を参考に用意
2.トッピング:
クルンジに薄く切ったチーズをのせたら、トースターでチーズが溶けるまで加熱します。トロッとしてきたらお皿に取り出します。その上からはちみつとナッツをトッピングして完成です。チーズが温かいうちに召し上がってください。

家で楽しむクルンジ

クルンジと相性の良いドリンクの選び方【家庭での楽しみ方】

コーヒー: 特にラテやカプチーノのようなクリーミーなコーヒーが、クルンジのカリカリとした食感と甘さを引き立てます。また、エスプレッソやアメリカーノなど、苦味のあるコーヒーも甘いクルンジと相性が良いです。

紅茶: アールグレイやダージリンのようなフルーティーで香り高い紅茶は、クルンジの甘さと調和します。ミルクティーも、クリーミーなチーズトッピングのクルンジとよく合います。

お酒と一緒に贅沢に楽しむ


トッピングにチーズを試した方は、ぜひともお酒と一緒に!

ウォッシュタイプチーズは、赤ワインやポートワイン、または濃厚なビール(例: トラピストビール)との相性が抜群です。チーズの強い香りとコクが、これらのアルコールの深みとよく合い、クルンジの甘さと一緒に楽しむと複雑な味わいが広がります。

カチョカヴァロは、特に白ワインやシャンパンとの相性が良いです。チーズのナッツのような香ばしい風味と、ワインの酸味や果実味がよく調和し、クルンジの甘さを引き立てます。

家で作るクルンジがSNSで人気急上昇の理由

クルンジは、食感だけでなく、視覚的にも楽しめるように工夫されています。美しくデコレーションされたクルンジは、SNS映えすることから、若い世代を中心に人気が急上昇しています。また、その手軽さからカフェやデザートショップで提供されることが多く、家庭でも簡単に作れるレシピが多数紹介されています。

自宅で簡単に贅沢スイーツ!北海道産チーズとバターで楽しむクルンジの魅力

お家でクルンジを作る際には、市販のクロワッサンを使った簡単レシピが最適です。さらに、手作りカイマクや、はちみつ、ミルクジャムをトッピングすることで、贅沢なデザートに仕上げることができます。また、北海道産のカチョカヴァロやウォッシュタイプの少し癖のあるチーズを使うと、クルンジの甘さと塩味が絶妙に調和し、より深みのある味わいが楽しめます。せっかくならちょっぴり奮発して北海道産のバターなどを使って焼いてみてください。食べる前から美味しい香りに包まれ、贅沢で特別な時間をお楽しみいただけます。

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