ジャガイモの完全ガイド:美味しさ、健康効果、多様な品種、そして希少な「さやあかね」の発見

ジャガイモの完全ガイド:美味しさ、健康効果、多様な品種、そして希少な「さやあかね」の発見

ジャガイモの魅力と万能性:料理の手間を超える美味しさと多様性

ジャガイモって普段料理に使っていますか?土がついているし、芽のくぼみも取らなければならない、皮もむかなければならず、火が通るのが遅い。けっこう手間のかかる食材です。でもジャガイモのいいところはそれ以上にたくさんあります。まず「おいしい」ということです。茹でてそのまま食べてももちろんですが、カレーや煮込み、フライ、サラダ…どんな料理にもマッチします。

ジャガイモの健康効果:美肌から腸内環境改善まで、不溶性食物繊維と栄養素の力

そして人体への効能もたくさんあります。ジャガイモに含まれる不溶性食物繊維は排便を促してくれますし、有害物質を吸着して腸内をきれいにしてくれる効果もあります。また糖尿病など生活習慣病の予防と腸内環境の改善効果のどちらも得られます。美肌効果のあるビタミンC、塩分を排出するカリウムなども含まれ、ジャガイモはおいしい健康食品といえます。

ジャガイモの種類と楽しみ方:男爵イモからインカのめざめまで、多様な品種の魅力

もう一つのメリットは種類が豊富で、「楽しめる食材」ということもあります。男爵イモ、メークイン、キタアカリ、マチルダ、さやあかね、インカのめざめ…、どれもジャガイモで、それぞれ特徴を持った品種です。微妙に食味や食感、調理法、栄養素は変わってきますが、基本的には似たり寄ったりで、「どの料理にしてもおいしい」というのは変わりません。

「さやあかね」ジャガイモ:病気に強く安全な新品種の特徴と利点

その中で、今私がイチオシしているのは「さやあかね」です。病気に強い品種と芽のくぼみが浅い品種を掛け合わせた、比較的新しい品種です。病気に強いということは、栽培するうえで農薬を使用しないということになり、まず安全だということです。芽のくぼみが浅いということは洗いやすく皮をむきやすいということになります。

皮付きで楽しむジャガイモの栄養と便利さ:無農薬栽培と食感の良さ

皮を剥きやすいということにもなりますが、我が家では、ジャガイモはどんな料理にする場合でも、皮は剥きません。「面倒だから」ということではなく、農薬の心配がないことと、皮の近くに前述の栄養価が多く詰まっているからです。皮はとても薄いので、味が変わったり、舌触りが悪くなるようなことはありません。

手に入らない希少ジャガイモは通販で

ただ栽培しているのは、大半が北海道で、本州ではほとんど流通していないのが実情です(山梨県では最近栽培農家が増えてきているようです)。まだまだマイナーな希少品種ですが、このさやあかね、食べてみたいと思いませんか?

 

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